どっちもどっち

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「いい加減なシステム屋」にご用心  JBpress(日本ビジネスプレス) 「いい加減なシステム屋」にご用心  JBpress(日本ビジネスプレス)

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この方が言ってる「いい加減なシステム屋」の見分け方↓ですが


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(1)経営者や役員にある程度の熟練したシステム開発経験者がいるが、その他の社員は不自然に若い。

   つまり、中間層がいないシステム屋は注意が必要。

(2)プログラム言語の教育には一生懸命だが、その他の基本的な教育、特に社会人としてのマナーなどの教育をしていない。

(3)エンジニアが惰性で仕事をしている。3年後、5年後に目指すべき姿を描いていない。

(4)システム開発メソッドや開発技法などが的外れだったり、存在しない。

(5)技術は「OJT」(オンザジョブトレーニング)で習得するものだと思っている。

(6)体系立った教育に投資していない。そのため、昔ながらの技法でシステムを構築し、その技法が受け継がれている。

(7)経営陣が技術者上がりばかりで構成され、IT業界以外から来た人が役員にいない。

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受注元に言わせると、


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単価が上がった中間層は切られ、行き場が無いからそのままクビとなり、

無理なスケジュール(ex:サービス残業時間100時間オーバー間違いなし、とか)引かれれば未来なんて見えるはずも無く、

OJT以外で勉強する時間が無く、いつ壊れるか、いつやめるかわからない人間に必要以上の教育するのは金と時間の無駄で、

PJが大きければ大きいほど、複数の会社が存在しているので、客先環境にあわせる為、開発メソッドを社内で統一する必要が無く、

さらに言うと、人の出入りが激しい為、引継ぎ不足が多発し、さらにはプロパーで全体を見れている人が減っていき、

開発メソッドそのものの意味が薄れていく。

新しい技術を学んでも、ご新規に行かなければシステムの大規模改修もないので、そんな技術は必要ないし、

さらには安く使える技術者が転職する危険性を増大させてしまう。

IT業界以外から来た役員に対し、発注元と繋がりが無ければ『中身判らないなら要らないでしょ?』と嫌われる

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な訳で。

特に下流に行けば行くほど、こんな状態。

さらに金はどんどん減っていくわけですし。


例え、発注した会社がこの7か条に引っかからなくても、

結局そこに外注が入ってくる確立は高いので、勝手に安心してると痛い目見る訳です。


故に文中に「反省点が多々ある」となってますが、

仕事丸投げしといて、「いくらなんでも、これは・・・」と言うのは違うかと。

推薦してくれた会社の言う事を鵜呑みにした?それは鵜呑みにした人の責任です。


納得できないなら今後は自社から人間送るなり、全部自社で出来るように社員増やせばいいんです。

代表取締役なら、その決定権あるんですから。



最後に、この方が言ってる↓のセリフ。

「不思議なのは、IT業界ではそうした「いい加減なシステム屋」がなぜか倒産することなく仕事を続けていることである。」

「いい加減なシステム屋」ほど安い金で仕事やるんですよ。

だからこそ、高給取りの会社が生きていけるんだ、と言う事を判ってないんですね。